株式会社ふたばラレス
ワイン製造業、飲食業
新たな未来を描くワイナリーとワインガーデンを目指して
事業内容
主な事業内容としては、以下のとおりです。
●ワイナリーの全体の運営
●ワイナリー併設のレストラン運営
●ワイン、オリジナル商品、地域特産品などの販売等のショップ運営
●ワインを通じた復興・再生まちづくりの伝承施設の運営
●醸造用ブドウの栽培管理
●ワインの醸造
●イベント、視察研修、ボランティア、ツアー等の管理・運営
店舗情報
会社名 | 株式会社ふたばラレス |
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代表者名 | 代表取締役 遠藤 秀文 |
創業年 | 2023年1月6日 |
住所 | 〒979-1113 福島県双葉郡富岡町曲田55番地 |
定休日 | |
連絡先 | TEL : 024-954-3832 FAX : 024-954-3835 |
「とみおかワイナリーの特徴」
2011年3月11日に起きた東日本大震災と原発事故により、約6年間無人となった福島県富岡町の復興・再生のために、2016年4月より富岡町の海沿いでワインを核とした民間主体の新たなまちづくりに取り組んでいます。ワインと地元産食材との調和(マリアージュ)と、何度でも訪れたくなる豊かな自然風土の環境形成(テロワール)の両立を目指しています。
現在、太平洋の海岸線から150m離れた丘の小浜圃場に約2,500本、海岸線から約500mかつJR常磐線富岡駅前(約6ha)の駅東圃場に約10,000本のワイン用ブドウが育っています。来春、駅東圃場に3,500本の苗木の定植を予定し、震災前の富岡町民の人口と同じ16,000本のブドウの木が育つ予定です。これまで白品種のシャルドネ、ソービニョンブラン、アルバリーニョ、リースリング、赤品種のメルロ、カベルネソーヴィニヨンなどが育ち、全体の7割が白品種、3割が赤品種となっています。
さらに富岡駅から徒歩5分、常磐線に隣接する場所にワイナリーを建設中で、2025年春にオープン予定です。ワイナリーは、1Fは醸造所およびショップ、2Fは海や川が見渡せるレストラン、オープンテラスからは広大なワイン・ヴィンヤードが見渡せます。また、隣接する蔵(津波に耐えた奇跡の蔵)の中はワインの試飲およびとみおワインの歩みを紹介するシアターとなります。また、ワイナリーとヴィンヤードの間には、週末のイベントやBBQやパーティができるワインガーデンが拡がります。
メッセージ
ワインづくりを始めて9年目。東日本大震災による大津波、原発事故により、生業や賑わいが失われた富岡駅の東側に、2025年4月、いよいよワイナリーがオープンします。ワイナリー設立によって、ワインをきっかけに多くの方が富岡町に来ることが期待され、富岡産ぶどうのワインを通じて、より多くの方に富岡町を知っていただくことができると考えています。また、この事業をきっかけに、地元に更なる賑わいをつくることができないかと考えています。
富岡駅の東側は豊かな自然環境に恵まれているものの、災害危険区域に指定され、人々が暮らすことができません。震災前は人々の営みが行われてきたはずなのに、その姿をもう見ることはできないのです。それでもまた、人々が憩い、活動できるような空間を実現することを考え、ワイナリーとワインガーデンの整備を進めています。
みんなの笑顔とワインのある風景を創造し、この土地に再び「笑顔」を溢れることを目標に取り組んでいます。ぜひご来場下さい。